麻雀という「ゲーム」はこの世にある「遊び」の中で 傑出して面白く奥深い競技といえる。
子供の頃から殆どのゲームをやった経験からも 麻雀以外のものは殆どやらなくなってしまった。これはビジネスマン人生を選んだせいかもしれません。
囲碁、将棋、カード(ポーカー、ブリッヂ)、花札(ハチハチ、コイコイ、オイチョカブ)、
株札、サイコロ、ルーレット、競馬、競輪・・・
何れにせよ ゲーム10種競技というのがあれば 私はかなりのポイントをあげられるはずである。
麻雀歴70年。今でも週一回は卓を囲む機会がある。沢山の遊び仲間に恵まれ 一生続けていきたいと思う。
Mリーグを成功させた藤田さんとの出逢いは傑作である。私の家内が日経アソシエを読んでいたところ 藤田さんが社内の麻雀大会で負けたことがないという記事を見つけ やってみたらと声を掛けた。私は月曜日朝一番で電話を掛けて お互いに最も強い人を一人連れてきてやろうよと誘ったら早速OKをいただき 初対面が青山ウラクでの対戦となった。
企業対抗リーグもサイバーエージェントとの対抗戦が発展したものと考えている。
どんな形にせよ 企業の看板を背負ってやると今までとは全く違う緊張感が漂い 面白いと思う。誰もが緊張し 若い人は手が震えている。こんな経験 普段のビジネスでは感じられない。
麻雀で最も他のゲームと異なるのは 4人のハーモニーとツキの変遷、勝利の確率が絶えず1/4であること。ツキの存在は個人にあったり場所にあったり 実力の相違と持点によって 4人の振る舞いは時と場合によって全く異なるものである。
人間の英知を集めても結論は出ないばかりか 即断を絶えず迫られ「スミマセン」等と言って判断が遅れ その精神と疲労によって 後のゲームの敗因を創り出していく。
このような人間の能力では 判断不能な決断の連続を経験することはビジネスの世界で役立つことは勿論 人間の感性や貴重な人間関係そしてその能力の判断に役に立つ。
企業対抗戦が若手ビジネスマン ひいては経営者の経営判断力の養成に極めて有意義なことはいうまでもない。
また認知症の防止や老後を楽しく過ごす為にも 麻雀の普及は他に類をみない手段であると我田引水を決め込みたい。
今後の発展に皆さまのご協力をお願いいたしまして 発足の表明としたいと存じます。
どうぞよろしくお願い申しあげます。